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アミノ酸で身を守る アフリカ砂漠の野生スイカ(共同)

(3/4 講座へのリンクを追加) アフリカのカラハリ砂漠で育つ野生スイカが特定のアミノ酸などの働きで有害な活性酸素を“退治”し、過酷な環境から身を守っていることを横田秋穂奈良先端科学技術大学院大教授(植物分子生理学)らが突き止め、2日発表した。 …

H5N1型、耐熱性強まる 鳥インフルエンザでWHO(山形日日新聞)

何か、どんどん厳しいことになってるんですけど。で、WHOのアナウンスは二つに別れている。 1. Laboratory study of H5N1 viruses in domestic ducks: main findings 2. Avian influenza – situation in Asia: altered role of domestic ducks 2. で示さ…

人間へのアレルギー反応抑え、「遺伝子組み換え猫」開発へ(CNN.co.jp)

アレルギー体質で泣く泣く猫の飼えない人にとっては朗報なんだが。2007年受け渡し開始とのことだが、間に合うかな? 米バイオテクノロジーの「Allerca」社(本社・カリフォルニア州ロサンゼルス)は26日、遺伝子組み換え技術で人間のアレルギー反応の原因…

理研チームが「てんかん発作」の原因遺伝子発見(読売新聞)

原著。 PubMedにインデックスされていないので出版元より。 F Nakatsu, M Okada, F Mori, N Kumazawa, H Iwasa, G Zhu, Y Kasagi, H Kamiya, A Harada, K Nishimura, A Takeuchi, T Miyazaki, M Watanabe, S Yuasa, T Manabe, K Wakabayashi, S Kaneko, T Sa…

世界の両生類の3割、絶滅の危機 自然保護連合が調査(朝日新聞)

あまりに悲しい話だ。大半がいずれ消え去るであろうことを思うと。もともとトリやホニュウ類に比べ、世間の同情を集めにくい生物種なだけに。 私としてはこういった種にも同等の対策をたてて欲しいと思っているのだが。 これもまたFrozen Ark Projectに期待…

>鳥インフルエンザウイルス、犬から検出…タイ(読売新聞)

今度はわんこだと。この調子だと哺乳動物全般ですな。イヌは生きてるらしいが。 日本の記事に対する信頼度の下がって来ている私は、 Google Newsをチェックすることに。 Virus found in a dog for first time(The Age) この記事には、イヌは"the dog was s…

たばこの煙が生存率に影響 岡山大グループ(西日本新聞)

何と比べて、どう遺伝学的に酷似しているのか知りたいものだ。 教えて下さい > 詳しい人 たばこの煙を吸ったショウジョウバエの幼虫は成長過程で多くが死んでしまう―。こんな実験データを岡山大薬学部の根岸友恵助教授のグループがまとめ二十九日、福岡市で…

タイの鳥インフルエンザ、おそらく人から人へ感染=政府(ロイター)

(訂正)すんません、娘と母親を逆にしてました。 ヤバい話のようだが、WHOとCDCは大丈夫、と言っているらしい。 声明では、「世界保健機関(WHO)および米疾病対策センター(CDC)は、調査に当たり初期段階から加わっており、今回のケースが公共衛生…

米研究チーム、ES細胞使い網膜細胞を作成…世界初(読売新聞)

ほう。眼鏡ライフの長い私はとても気になる。 【ワシントン=笹沢教一】米アドバンスド・セル・テクノロジー(ACT)社やシカゴ大などの研究チームは23日、ヒトの受精卵を材料に作り出した胚性幹(ES)細胞を使い、目の網膜の細胞を世界で初めて作成す…

量子テレポーテーション

読売新聞で出てたわけだ。 量子テレポーテーションに成功…東大チームあれ、以前にもそんな報告があったような。 量子テレポーテーション実験、原子を使い成功(Wired) これとの違いだが、物理苦手の私は読んでも皆目分からん。で、Nature Japanの和訳アブス…

魚よく食べると乳がんリスク4割減 文科省研究班調査(朝日新聞)

この前のメモ*1では酒を飲むと乳ガンリスクが上がるということだったが、魚をあてにして酒を飲んだ場合、リスクはどちらに傾くんだろう。 >しかもこの前のメモと同じように癌学会ではないか。ブラボーだ。 研究班は88〜90年に、全国の40〜79歳の女性…

WHO、今冬の鳥インフルエンザ感染拡大を警告(日経)

本編ではBSEに関する毎日の記事について触れたが、こちらではインフルエンザの現状を軽く触れておく。 上海市で13日から始まったWHO西太平洋地域委員会の年次総会で演説した李鐘郁WHO事務局長も「鳥インフルエンザがアジアの一部地域で家禽類の風土病…

にがり:適正摂取で栄養素補給も(毎日新聞)

いわば濃縮ミネラルですから。 >なんか、ブームらしいです。 私知りませんでした。 過剰摂取は確かに危険だ。今年4月には、神奈川県内の施設で、入所者がにがりの原液200ミリリットルを誤って飲んで死亡した。都内でも昨年暮れ以降、原液の誤飲による急…

飲酒で乳がんの危険3倍 女性ホルモン増え(共同通信)

1日に缶ビール(350ミリリットル)1本に含まれる程度以上のアルコールを飲む女性が乳がんになる危険は、まったく飲まない人の約3倍−との大規模疫学調査結果を、菊地正悟愛知医大教授(公衆衛生学)らが14日までにまとめた。29日から福岡市で開かれ…

左耳は音楽・右耳は言語、互いに役割分担…米大研究(読売新聞)

右耳が言語、左耳が音楽に強く反応するらしい。 >まず原典。 Y. S. Sininger and B. Cone-Wesson Asymmetric Cochlear Processing Mimics Hemispheric Specialization Science, Vol 305, Issue 5690, 1581, 10 September 2004 この分野に対しても無知をさら…

芋焼酎:搾りかすに抗がん作用 熊本大教授ら実験

ふーん。 そ れ は 凄 い で す ね 芋焼酎の搾りかすで作った醸造酢に抗がん作用があることを、熊本大学大学院の木田建次教授(生命科学)らが動物実験で確かめた。 >期 待 し た い で す 木田教授らは、芋焼酎の搾りかすに酢酸菌を加え醸造酢を作製。背中…

「単位乱発」記事に真実性 帝京大の請求棄却 (共同通信)

>ノーコメント。

毛穴に幹細胞発見、毛髪の再生に期待…マウスで確認(読売新聞)

毛穴の組織の中に、様々な臓器や組織に成長する能力を持った幹細胞が存在することを、米ロックフェラー大学ハワード・ヒューズ医学研究所のチームがマウスで確認した。 原典。 Blanpain C, Lowry WE, Geoghegan A, Polak L, Fuchs E. "Self-Renewal, Multipo…

Argonaute Journeys into the Heart of RISC (Science, vol. 305)

RNAi経路において、標的mRNAを直接切断するスライサーの存在はこれまで示唆されながらも、弱い証拠しか得られてこなかった。最近、Argonauteがスライサーである示唆はされていたが、今回、それを支持する強力な結果がScience誌に報告された。(onlineは一月前…

妊娠初期のインフルエンザ感染、子供の統合失調症の可能性7倍に(日本経済新聞)

隊長のとこで知ったわけだが。コメントが楽しいことになってるのは置いといて。 研究グループは統合失調症の患者の母親が妊娠中にインフルエンザにかかったかどうかを調べ、健康な人のグループと比較。妊娠後3カ月以内にインフルエンザにかかったことがある…

持久力2倍マラソンマウス 米韓が遺伝子操作で作製(共同通信)

脂肪の燃焼にかかわるある種のタンパク質の働きを遺伝子操作で高め、通常の2倍の距離を走り、しかも太りにくい“マラソンマウス”を誕生させることに成功したと、米ソーク研究所(カリフォルニア州)と韓国ソウル国立大のチームが23日、発表した。 原典はこ…

えっ!琵琶湖に熱帯魚?観賞用を捨てたか(ZAKZAK)

琵琶湖はブラックバスなど外来魚が問題になっているが、水温が7度まで下がるため、インディアンナイフは越冬、繁殖できないという。県は「今回は繁殖の危険がないが、安易な外来魚放流は生態系を崩す」と注意を呼びかけている。 在来魚も同じ。地域変異があ…

キタシロサイに絶滅の危機 1年強で約20頭に半減(共同通信)

アフリカに生息するシロサイの亜種の1つで、世界で最も絶滅の恐れが高い哺乳類の1つとされるキタシロサイが、過去1年半足らずの間にほぼ半減し、20頭前後しかいなくなったことが、コンゴ政府や国際自然保護連合(IUCN)などの24日までの調査で分…

<鳥インフルエンザ>中国、複数農場の豚からウイルス検出(毎日新聞)

【北京・大谷麻由美】中国の鳥インフルエンザ研究機関の当局者は20日、昨年と今年実施した検査で、中国国内の複数カ所の農場で飼育されている豚から鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を検出したことを明らかにした。 >遂に豚もですかい。またパニッ…

免疫抗体遺伝子の改変 機構の一部を解明、京大教授ら(京都新聞)

俺は分野外の人間なんだが、興味だけはあるので。 外敵の侵入から身を守る免疫システムで、抗体を多様に作り替える働きをする「AID」タンパク質は、抗体の遺伝子DNAを直接切断して作り替えるのではなく、別のタンパク質を活性化して切断させている可能…

HOYA跡地、発がん性指摘物質が環境基準の7千倍(YOMIURI ON-LINE)

土壌中にテトラクロロエチレンが77 mg/Lで検出されたらしいが、揮発性の高い物質がそんなに土に長時間残存しつづけるのか?去年操業停止していると言うのに。去年とかはそれ以上のレベルだったんだろうか。

がん細胞を制御、産業技術研が「RNA」を人工合成(YOMIURI ON-LINE)

">「刺客RNA」でがん遺伝子を抑制 産総研・東大(アサヒ・コム) 嘘書かない様に。 後半部は良いが、前半。省き過ぎ。 Natureを読まないと解らなかったじゃないか。 こちらはまだ正確。