ブラザーのレーザープリンタ「HL-2040」欲しい!
まだ間に合うんですかね。一応書いてみる。
Source, please.
隊長に刺激されて市民になるべく再開してみる。
(直後の追記:37日経っていて既に市民でした。。。)
H5N1型、耐熱性強まる 鳥インフルエンザでWHO(山形日日新聞)
何か、どんどん厳しいことになってるんですけど。
で、WHOのアナウンスは二つに別れている。
1. Laboratory study of H5N1 viruses in domestic ducks: main findings
2. Avian influenza – situation in Asia: altered role of domestic ducks
2. で示されているように、70℃で加熱すれば食べる分には大丈夫なんだが。
人間へのアレルギー反応抑え、「遺伝子組み換え猫」開発へ(CNN.co.jp)
アレルギー体質で泣く泣く猫の飼えない人にとっては朗報なんだが。2007年受け渡し開始とのことだが、間に合うかな?
米バイオテクノロジーの「Allerca」社(本社・カリフォルニア州ロサンゼルス)は26日、遺伝子組み換え技術で人間のアレルギー反応の原因となる物質の生成を抑制した「猫」の開発に着手したと発表、予約の受け付けを開始した。愛玩動物で遺伝子組み換えが行われるのは世界で初めてとみられる。
はい、初耳で御座います。さて、どのような方法でするのかと言うと、
同社は、「ジーン・サイレンシング(発現抑制)」と呼ばれる技術を用い、このタンパク質の生成を抑制させる。「遺伝子組み換え猫」第1号には、フレンドリーな性格でペットとしては最適とされるブリティッシュ・ショートヘアーが決まっている。
やはりRNAiですな。この方法の現状で御座いますが、
改訂RNAi実験プロトコール(羊土社)第2章マウスの3)によると、内在性の遺伝子抑制は今一となっている。参考文献がちと古いので、up-to-dateな文献を検索してみた。例によってPubMed。
Prawitt D, Brixel L, Spangenberg C, Eshkind L, Heck R, Oesch F, Zabel B, Bockamp E.
RNAi knock-down mice: an emerging technology for post-genomic functional genetics.
さて、猫アレルギーを抑制し続けることが出来るのかということだが、この分野の進行速度の速さを考慮しても、2007年までには微妙だと言わざるを得ない。そもそもジーンサイレンシングコンストラクトが入った位置によっては時間が経つと共にサイレンシング効果が薄れる場合も考えられるし。そんときは責任とってやれよAllerca。レンチウイルスのサイレンシングベクターを打つとか(別の許可がいるな)。
安全だと思って家族同然に可愛がっている猫が、ある日からアレルゲン産生し始めて、結果離ればなれになってしまうってのは悲劇だぜ。
CNNの原文。
Genetically modified cats for sale(CNN)
Allerca社
http://www.allerca.com/
理研チームが「てんかん発作」の原因遺伝子発見(読売新聞)
原著。
PubMedにインデックスされていないので出版元より。
F Nakatsu, M Okada, F Mori, N Kumazawa, H Iwasa, G Zhu, Y Kasagi, H Kamiya, A Harada, K Nishimura, A Takeuchi, T Miyazaki, M Watanabe, S Yuasa, T Manabe, K Wakabayashi, S Kaneko, T Saito, and H Ohno
"Defective function of GABA-containing synaptic vesicles in mice lacking the AP-3B clathrin adaptor"
タンパク質の細胞内局在部位を制御するAP-3のアイソフォームであるAP-3Bをノックアウトしたマウスをつくって調べた模様。
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