2004-01-01から1年間の記事一覧

H5N1型、耐熱性強まる 鳥インフルエンザでWHO(山形日日新聞)

何か、どんどん厳しいことになってるんですけど。で、WHOのアナウンスは二つに別れている。 1. Laboratory study of H5N1 viruses in domestic ducks: main findings 2. Avian influenza – situation in Asia: altered role of domestic ducks 2. で示さ…

人間へのアレルギー反応抑え、「遺伝子組み換え猫」開発へ(CNN.co.jp)

アレルギー体質で泣く泣く猫の飼えない人にとっては朗報なんだが。2007年受け渡し開始とのことだが、間に合うかな? 米バイオテクノロジーの「Allerca」社(本社・カリフォルニア州ロサンゼルス)は26日、遺伝子組み換え技術で人間のアレルギー反応の原因…

今更カナダから輸入?米国のインフルエンザ対策事情

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暗いニュースリンクさんのところより。 アメリカではワクチンの不足に悩まされそうであるらしい。確かアメリカはワクチン接種が日本に比べ、高い実施率だったと思うが。これは対岸の火事ではないのだが。

理研チームが「てんかん発作」の原因遺伝子発見(読売新聞)

原著。 PubMedにインデックスされていないので出版元より。 F Nakatsu, M Okada, F Mori, N Kumazawa, H Iwasa, G Zhu, Y Kasagi, H Kamiya, A Harada, K Nishimura, A Takeuchi, T Miyazaki, M Watanabe, S Yuasa, T Manabe, K Wakabayashi, S Kaneko, T Sa…

世界の両生類の3割、絶滅の危機 自然保護連合が調査(朝日新聞)

あまりに悲しい話だ。大半がいずれ消え去るであろうことを思うと。もともとトリやホニュウ類に比べ、世間の同情を集めにくい生物種なだけに。 私としてはこういった種にも同等の対策をたてて欲しいと思っているのだが。 これもまたFrozen Ark Projectに期待…

In focus

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Nature のトリインフルエンザ特集サイト Bird flu

引用のこと

id:alchymia:20040204さんの記事を見て考え、ニュースサイトからの引用量を減らした。かといってゼロにすることはできない。また、リンク切れも起こるので中々難しい所だ。そんなことから、最近の記事で消えて困る部分はコメントアウトしてあるだけなのは秘…

>鳥インフルエンザウイルス、犬から検出…タイ(読売新聞)

今度はわんこだと。この調子だと哺乳動物全般ですな。イヌは生きてるらしいが。 日本の記事に対する信頼度の下がって来ている私は、 Google Newsをチェックすることに。 Virus found in a dog for first time(The Age) この記事には、イヌは"the dog was s…

たばこの煙が生存率に影響 岡山大グループ(西日本新聞)

何と比べて、どう遺伝学的に酷似しているのか知りたいものだ。 教えて下さい > 詳しい人 たばこの煙を吸ったショウジョウバエの幼虫は成長過程で多くが死んでしまう―。こんな実験データを岡山大薬学部の根岸友恵助教授のグループがまとめ二十九日、福岡市で…

タイの鳥インフルエンザ、おそらく人から人へ感染=政府(ロイター)

(訂正)すんません、娘と母親を逆にしてました。 ヤバい話のようだが、WHOとCDCは大丈夫、と言っているらしい。 声明では、「世界保健機関(WHO)および米疾病対策センター(CDC)は、調査に当たり初期段階から加わっており、今回のケースが公共衛生…

米研究チーム、ES細胞使い網膜細胞を作成…世界初(読売新聞)

ほう。眼鏡ライフの長い私はとても気になる。 【ワシントン=笹沢教一】米アドバンスド・セル・テクノロジー(ACT)社やシカゴ大などの研究チームは23日、ヒトの受精卵を材料に作り出した胚性幹(ES)細胞を使い、目の網膜の細胞を世界で初めて作成す…

量子テレポーテーション

読売新聞で出てたわけだ。 量子テレポーテーションに成功…東大チームあれ、以前にもそんな報告があったような。 量子テレポーテーション実験、原子を使い成功(Wired) これとの違いだが、物理苦手の私は読んでも皆目分からん。で、Nature Japanの和訳アブス…

本編の補足--バイオベンチャーのアレさ--

これは本編のエントリの補足になる。前後の文脈に興味を持たれた方はそちらもブラウズして頂きたい。 どの章も笑える『投資情報のカラクリ』だが、第5章について少し読まれた方向けのコメントを。これから更に増えてくるであろうバイオ関連ベンチャー。私見…

追記-インフルエンザと統合失語症-

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前回書いたメモ(id:giraud:20040831)を検索して来られる方がいらっしゃるので。よくわからんが。 実際この手の話が一般的かどうか疑問に思ったので、学術論文を検索してみた。PubMedでインフルエンザ/統合失語症を同時に含む文献を検索すると、100以上あ…

魚よく食べると乳がんリスク4割減 文科省研究班調査(朝日新聞)

この前のメモ*1では酒を飲むと乳ガンリスクが上がるということだったが、魚をあてにして酒を飲んだ場合、リスクはどちらに傾くんだろう。 >しかもこの前のメモと同じように癌学会ではないか。ブラボーだ。 研究班は88〜90年に、全国の40〜79歳の女性…

WHO、今冬の鳥インフルエンザ感染拡大を警告(日経)

本編ではBSEに関する毎日の記事について触れたが、こちらではインフルエンザの現状を軽く触れておく。 上海市で13日から始まったWHO西太平洋地域委員会の年次総会で演説した李鐘郁WHO事務局長も「鳥インフルエンザがアジアの一部地域で家禽類の風土病…

にがり:適正摂取で栄養素補給も(毎日新聞)

いわば濃縮ミネラルですから。 >なんか、ブームらしいです。 私知りませんでした。 過剰摂取は確かに危険だ。今年4月には、神奈川県内の施設で、入所者がにがりの原液200ミリリットルを誤って飲んで死亡した。都内でも昨年暮れ以降、原液の誤飲による急…

飲酒で乳がんの危険3倍 女性ホルモン増え(共同通信)

1日に缶ビール(350ミリリットル)1本に含まれる程度以上のアルコールを飲む女性が乳がんになる危険は、まったく飲まない人の約3倍−との大規模疫学調査結果を、菊地正悟愛知医大教授(公衆衛生学)らが14日までにまとめた。29日から福岡市で開かれ…

フサフサ写真リターンズ

9月5日のメモ(id:giraud:20040905)で書いたフサフサ写真の拡大版をうぷした。こちら。 上の段を見て欲しいが、左の状態の皮膚にある種の細胞を移植すると中央、または右の様にフサフサになるわけだ。すげーよな。 ま、これで禿も何とかなるってこったろ…

左耳は音楽・右耳は言語、互いに役割分担…米大研究(読売新聞)

右耳が言語、左耳が音楽に強く反応するらしい。 >まず原典。 Y. S. Sininger and B. Cone-Wesson Asymmetric Cochlear Processing Mimics Hemispheric Specialization Science, Vol 305, Issue 5690, 1581, 10 September 2004 この分野に対しても無知をさら…

芋焼酎:搾りかすに抗がん作用 熊本大教授ら実験

ふーん。 そ れ は 凄 い で す ね 芋焼酎の搾りかすで作った醸造酢に抗がん作用があることを、熊本大学大学院の木田建次教授(生命科学)らが動物実験で確かめた。 >期 待 し た い で す 木田教授らは、芋焼酎の搾りかすに酢酸菌を加え醸造酢を作製。背中…

研究室内の恋愛(講座内の恋愛)について

ウザい。やめれ。せめて研究室間で。と、感情論全開ではあまりに芸が無いので、少し考察(のようなものを)してみる。過去5年間で4組目撃したが、フリーの人間の数を思えばすばらしい効率だ。エンゼルフィッシュやディスカスなどのシクリッドではこうはい…

ミネラルって奴は

少し前のニュースに、ヒジキにヒ素が含まれる、ってのがあったが。 つい笑ってしまった。もともとミネラル豊富で積極的な摂取が薦められていたのに、この貶められよう。 別にヒジキは人間のためにミネラルを蓄積しているわけじゃ無いというのに。ミネラルを…

「単位乱発」記事に真実性 帝京大の請求棄却 (共同通信)

>ノーコメント。

タングステンニードルの取扱業者と先端の尖らせ方

Gardenerさんの所経由で。 以前作ったなと。亜硝酸ナトを溶かして。緩やかに細くなる針が欲しかったので、深く浸けて放置→少し引き上げて放置→さらに少し・・・で作ったさ。恐かった。

SMARTオリゴの実際

cDNA合成に使われるBD ClontechのSMART system。SMARTオリゴが何でも特殊らしいとは聞いていたが噂を超えず。公開情報から調べた所、キメラオリゴであることが判明。googleで見当たらなかったので書き留めておこうと。 5’-d(N)2-30 r(GGG)-3’ cDNAとアニール…

毛穴に幹細胞発見、毛髪の再生に期待…マウスで確認(読売新聞)

毛穴の組織の中に、様々な臓器や組織に成長する能力を持った幹細胞が存在することを、米ロックフェラー大学ハワード・ヒューズ医学研究所のチームがマウスで確認した。 原典。 Blanpain C, Lowry WE, Geoghegan A, Polak L, Fuchs E. "Self-Renewal, Multipo…

Argonaute Journeys into the Heart of RISC (Science, vol. 305)

RNAi経路において、標的mRNAを直接切断するスライサーの存在はこれまで示唆されながらも、弱い証拠しか得られてこなかった。最近、Argonauteがスライサーである示唆はされていたが、今回、それを支持する強力な結果がScience誌に報告された。(onlineは一月前…

テーマをかえてみた。

コメントはタグが効かないのね。本文でのタグのテスト。大きめ小さめ強調更に強調太字斜体抹消線抹消線下線上付き下付き

こっちの視点の方に賛同してしまうのだが。

いまさらながら「ソトコト」の水特集を読んだ(切込隊長Blog) エコな方は目を通せ、と言いたい。コメント欄がまた参考に。 僕の見解はいずれ本編で書こうと思っているが(ロンボルグのアレ、を読了してから)、ひとことだけ。 希少生物保護は有り体に言えば…